臨床感染管理指導士

臨床感染管理指導士

これから歯科衛生士に求められるもの

歯科医院の感染管理で大切なのは根拠がある正しい知識を自院の「環境に合わせて実践」することです。
そして、自分だけでなく「メンバー全員で同じ方向を向き実践する」こと。「正しい知識とチームワーク」がしくみつくりのポイントです。現在は、社会の影響もあり、これまで感染管理に理解がなかったメンバーからも理解が得られやすい改善のタイミングです。さらに患者も感染対策に対しての関心度も高くなり、感染管理の行き届いた歯科医療がさらに求められると考えられます。
そこで、スタンダード・プリコーションを基本にして感染管理の知識を見直し、メンバーと共に感染対策の不安から自信につなげる絶好のチャンスだと考えています。
これからの歯科衛生士に求められるものは、感染管理の知識と状況対応力。感染管理に必要な実践力を身につけましょう。

感染管理を指導することのできるリーダーになる

歯科医院の感染管理は現場にいるメンバーの手で生み出すもの。自分達の働く環境も患者に届ける安全な医療も、臨床の現場にいる皆さんで作り上げていくものです。

医院の環境は設備やその配置、マンパワー、患者数、診療スタイルなど。歯科医院それぞれ違います。だからこそ、歯科医院の感染管理にはその環境に合わせて自分たちでしくみを作っていくことが必要です。つまりは「基本を知り、医院の状況に合わせて考え、行動し、実践できる人」が必要です。

そして、それができる人が選ばれる人財であり、感染管理のリーダーになります。

デンタルインフェクションコントロール マスターコース概要

デンタル・インフェクションコントロール3日間のマスターコースは、感染管理に必要な基本事項から医院内で活用できる考え方まで、感染管理のマネジメントができる人財になるための勘所を実践的に学べるコースです。

グローバルスタンダードのスタンダードプリコーションを基本にし、感染管理に必要な知識を身につけます。感染管理を指導できるリーダーを目指す仲間ともに、各医院のしくみを作っていきます。改善点を具体的に行動に移せるように、その場で自院での状況の確認と改善案を考える実践的なコースです。

感染管理にはチームワークも必要です。院内のメンバーに協力してもらい、メンバーがチームとなって感染管理に携わっていけるように、従来の感染管理の勉強会にはなかったメンバーとの関わり方も学びます。メンバーに協力してもらい、そしてメンバーを理解するためのリーダーとしての心構えのノウハウを知ることができる、DHマネジメント協会独自のプログラムです。

感染管理を共に学び、実践できる人になるための3日間。そしてコース終了をした人は認定試験で実力を確認することができます。また、実際に感染管理マニュアルを作成し、学びを形にできるのがマスターコースです。

認定試験を受け、マニュアルを提出し、合格をされた方には「臨床感染管理指導士」を認定いたします。

 

概要

3日間のマスターコースでは、明日から実践するための感染管理マニュアルの見本と充実したテキストに加え、マニュアルテンプレートを配布しております。ゼロから作成することなく、見本をもとに医院のオリジナルの感染管理のしくみを構築することができます。

マニュアルを作成するだけではなく、今後新しい環境や医療設備の導入時に、適切な感染予防対策を自身で考えることができる思考力を身につけることができます。どんな職場でも応用できる「臨床現場で使える感染管理のノウハウを身につける」のがマスターコースです。

 

お申し込み

第3期の募集は終了いたしました。

次期の募集開始までお待ちくださいませ。