DICA 2022年 特別講座

2022年度 認定更新講座の受付は終了いたしました

ごあいさつ

感染管理は常に改善を重ね続けるものとして、現状の振り返りや情報のアップデートは必須です。歯科感染管理協会では年に一度特別講座を開催し、皆さまの日々の臨床における感染管理のあり方を振り返り、再考できる機会を作っていくことが大切だと考えております。また、当協会では感染管理認定資格に2年の資格認定期間を設置しております。有資格の皆さんには継続的な学びを行っていただく機会と考え、期間内での指定講座の受講により資格の更新とします。

 

今年の特別講座(認定更新講座)は東京都にてご開業をされている磯谷一宏先生に『できることから始める院内感染予防ー医療安全とチームの視点からー』の演目でご講演いただきます。

磯谷先生はいつも「感染管理はそれぞれの診療所で試行錯誤をしながら進化させていくもの」と言われています。磯谷先生のご講演は皆さんの医院の感染管理の携わり方のヒントになると確信しております。歯科医院の感染管理を明日から役立つ内容でお話しいただきます。

磯谷先生のお話を参考に医院の感染管理のレベルアップにお役立てください。感染管理は皆さんの手でひとつひとつ築いていくものです。

日本全国からたくさんの仲間のご参加をお待ちしております。

歯科感染管理協会

長谷川雅代

ご講演内容

新型コロナウイルス感染症の出現によって、それまで歯科の感染対策講演会で言われていた「血液は感染源となるが、唾液は感染源となりにくいだろう」といった曖昧な想定は完全に姿を消しました。

 

「機材器具をどうやって無毒化するのか」は医科や感染症の教科書から学ぶことができますが、「それを、飛沫や粉じんを必ず浴び続ける歯科診療の場で実践・継続してゆく方法」「医科の手術室とは人手も制限時間もまったく異なる歯科診療所で、せっかく滅菌した器具をミスなく汚染せずに交換・セッティングするスキル」は、どの教科書を見ても正解は載っていません。

 

その時代の社会的なニーズによって(新たな病原性微生物や新薬・消毒法の出現、環境問題や感染症への意識など)最善とされる対策は常に変化します。 「これで完成。カンペキ!」といった感染対策は、そもそも存在しません。歯科として独自に、それぞれの診療所で独自に、試行錯誤しながら進化させてゆくことが重要だと考えています。

講師ご紹介

講師

赤坂見附磯谷歯科室 院長

 磯谷 一宏先生

講師   磯谷 一宏 (いそや かずひろ)先生

【略歴】

1987年   東京医科歯科大学歯学部卒業

1989年   東京医科歯科大学歯学部第一補綴科研修医終了

1990年   東京医科歯科大学歯学部第一補綴科医員終了

1994年   東京都港区にて赤坂見附磯谷歯科室開業 現在に至る

2000年   東京医科歯科大学大学院(歯科医療行動科学)入学

2004年   東京医科歯科大学大学院(歯科医療行動科学)修了(博士・歯学)

2019年   東京医科歯科大学歯学部 非常勤講師

【所属学会】

国際医療リスクマネージメント学会 

2014年   医療安全認定コーチ(MCCS)

2016年   医療安全認定臨床コミュニケーター(上級)

2016年   医療安全認定臨床コミュニケーター基礎(CCCS)

日本医療安全学会

2017年   高度医療安全管理者

2020年   高度医療安全推進者

2022年   医療安全推進機構 委員

受講形式

① 会場受講 (25名/定員締切り)

2022年12月4日(日)10:30〜12:00

会場:東京都内(港区)

② 動画受講(後日配信)

視聴期間:2022年12月中旬〜2023年1月中旬

受講料

講座受講料は会場受講も動画での受講も同一料金

認定資格所有者

講座受講料(資格更新料) 

¥3,300(税込)

一般 (認定資格なしの方)

講座受講料

 ¥5,500(税込)

認定更新講座についてのQ&A

当協会が認定している資格

□ 臨床感染管理コーディネーター

□ 臨床感染管理指導士

上記の資格のどちらかを所持されている会員の方です。

会場受講も後日配信の動画受講も内容は同じものです。

視聴期間は動画配信後、約1か月を予定しております。期間内に視聴をしていただきますと、認定資格更新にさせていただきます。

不要です。講座受講料をもって資格更新料になります。

講座を受講いただくことは可能です。受講費用は一般価格になります。

認定期間は認定日より2年間です。猶予期間も設置しております。認定の終了する年の12月までに更新ください。詳しくは下記の案内をご確認ください。

 

 

認定期間のご案内

認定期間内の2年内に『1回以上』の受講としております。

毎年受講いただいても結構ですが、認定期間は2年ごとですので、認定期間ごとの受講は必要になります。

認定期間は2年間です。認定更新をされない場合は認定期間が過ぎますと資格喪失となります。

申し込みフォームより会場受講をお選びください。今年の会場受講は先着25名です。定員になり次第、締め切らせていただきますので、会場受講を希望される方はお早めにお申し込みください。動画受講に定員はございません。