「歯科衛生士だからできる!IOS活用の実践と感染管理への応用」
近年、口腔内スキャナー(IOS:Intraoral Scanner)の技術進歩と導入が進む中で、歯科衛生士が果たす役割も大きく変化しています。本講演では、歯科衛生士が日常臨床においてIOSをどのように活用し、患者との信頼関係構築や診療の効率化に貢献できるかを、実際の症例や運用事例を交えながら解説します。
また、今回は特に「感染管理」という視点も加え、IOS使用時のカメラスリーブの取扱いや、デジタルワークフローがもたらす感染リスク低減の可能性についても言及します。デジタル技術に苦手意識がある方にも、現場で“自分らしく”活かせるヒントをお届けします。
① IOSの基礎知識と最新機能
−スキャンのしくみ・基本操作の流れ
② 歯科衛生士が担うIOS活用の場面とは?
−おすすめ活用8選
③ 院内感染管理の視点から見るIOS
−アナログ印象との比較
−カメラスリーブの感染管理とスポルティングの分類による考察
④ 来場参加特典:吉久保による「出来たらいいな」を叶えたIOSソフトウェア開発秘話
① 会場受講 (30名/定員締切り)
2025年12月14日(日)10:40〜12:40
会場:東京都内(千代田区)
※ 講座終了後懇親会あり(参加自由)
② 動画受講(後日配信)
視聴期間:2025年12月下旬〜2026年1月下旬
※会場で講演を録画したものを後日期間限定で配信します
講座受講料は会場受講も動画での受講も同一料金
認定資格所有者
講座受講料(資格更新料)
¥3,300(税込)
一般 (認定資格なしの方)
講座受講料
¥5,500(税込)
歯科感染管理協会
長谷川雅代
ごあいさつ
歯科医療は日々進化しており、それに伴い器具や材料も進歩を遂げています。新しい医療機器が導入される中でも、感染管理の基本的な考え方は変わりません。重要なのは、新しい器材に適した処理方法を知り、院内で共通認識を持ち、それを日常の診療に自然に組み込んでいくことです。清潔で安全、かつスムーズな診療を実現するために、感染管理の視点は欠かせません。
特に近年、急速に導入が進んでいるのが口腔内スキャナーです。従来はアルジネートやシリコン印象材を用いて模型を作成していましたが、現在では光学技術を利用して歯列をスキャンし、3Dデータとして再現するスタイルが広がっています。患者さんへの負担軽減、デジタル補綴や矯正への応用、さらに模型や印象体の汚染リスクを回避できる点など、感染管理の観点からも注目される技術です。
今回の特別講座では、国内外で講演活動をされ、さまざまな口腔内スキャナーを扱ってきた歯科衛生士・吉久保典子さんを講師にお迎えします。スキャナーごとの特徴、現場での活用方法、そして歯科衛生士だからこそできる感染管理との連携について、わかりやすくご講演いただきます。
今後ますますニーズの高まる口腔内スキャナー。感染管理の専門的な視点も含めて学べる貴重な機会です。ぜひ、医院のメンバーの皆さまと一緒にご参加ください。
感染管理は一度整えたら終わりではなく、常に現状を振り返り、改善を重ねていくものです。
そのためには、情報のアップデートと日々の診療を見直す機会が欠かせません。
歯科感染管理協会では
年に一度の特別講座を通じて、臨床における感染管理のあり方を再確認し、
より実践的で確かな知識を共有することを目的としています。
また、当協会の感染管理認定資格には2年間の認定期間を設けており、
資格保持者の皆さまには継続的な学びの一環として、
この特別講座をご受講いただくことで資格更新が可能です。
【会場受講】
講座開催当日に会場で受講いただきます。
講師に直接質問もできます。会場受講は先着30名のみです。
【動画受講】
講座を録画したものを後日期間限定で配信します。ご都合に合わせて動画を視聴ください。
有資格者の皆さま ー認定期間の確認方法はこちらからー
当協会が認定している資格
□ 臨床感染管理コーディネーター
□ 臨床感染管理指導士
上記の資格のどちらかを所持されている会員の方です。
会場受講も後日配信の動画受講も内容は同じものです。
視聴期間は動画配信後、約1か月を予定しております。期間内に視聴をしていただきますと、認定資格更新にさせていただきます。
不要です。講座受講料をもって資格更新料になります。
講座を受講いただくことは可能です。受講費用は一般価格になります。
認定期間は認定日より2年間です。猶予期間も設置しております。認定の終了する年の12月までに更新ください。詳しくは下記の案内をご確認ください。
認定期間のご案内
認定期間内の2年内に『1回以上』の受講としております。
毎年受講いただいても結構ですが、認定期間は2年ごとですので、認定期間ごとの受講は必要になります。
認定期間は2年間です。認定更新をされない場合は認定期間が過ぎますと資格喪失となります。
申し込みフォームより会場受講をお選びください。今年の会場受講は先着25名です。定員になり次第、締め切らせていただきますので、会場受講を希望される方はお早めにお申し込みください。動画受講に定員はございません。